野田兎オフィシャルブログ 『うさぎなのだ』

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タグ:ディプロマシー

こんにちは。野田兔です。

去年末に休みが取れたので中欧3か国の旅行に行ってきました。
以前実施したディプロマシーで馴染みがあった
「ハンガリー・オーストリア・チェコ」の旅です。




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↑ディプロマシーの図。
 今がディプロマシーの時代ではなくてよかった。

概要は以下の通りです。
雰囲気だけでもどうぞ。




日程と歩みは以下の通り。

2019/12/7(土)
 羽田空港⇒フランクフルト経由⇒ブダペスト(深夜着)

2019/12/8(日)
 終日ブダペスト
  オプション:ドナウ川クルーズ

 

2019/12/9(月)
 ブダペスト⇒(レールジェット)⇒ウィーン

 


2019/12/10(火)
 終日ウィーン
  オプション:シェーンブルン宮殿散策
        オペラ座観劇

 

2019/12/11(水)
 ウィーン⇒(レールジェット)⇒プラハ
 


2019/12/12(木)
 終日プラハ

 

2019/12/13(金)
 プラハ(昼)⇒フランクフルト経由⇒

 

2019/12/14(土)
 ⇒羽田空港着(昼)


最終日12/13には駅ピアノも体験してきました。




詳細として、つづくかもしれません。


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↑ほとんど使わないボード上

ディプロマシー
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト



こんばんは。野田兔です。
正しくはディプロマシーです。ディプローマーシィでなく。
この前ディプロマシーで遊ぶ人たちにお呼ばれして、はじめてやってきました。

詳しいルールはこことかで調べてほしいのですが、
1900年のヨーロッパの列強7国となって、
ヨーロッパの覇者を決めるゲームです。
1国1人、7人でやるボードゲームです。7人ちょうどってのがハードル高いですね。

1900年の話なので、要は軍事力(陸軍・海軍)でヨーロッパ各地を制圧していくわけです。
といっても血なまぐさい話はなくて、
基本的には駒(部隊)を動かしたり、駒(部隊)を生産したりするだけのゲームです。


まあ、軍事力が云々っていうと拒否反応をする人がいるかもしれないので、
営業部隊が各地を回って営業の担当地域を決めていると考えてもよいです。
船で営業する部隊と足で営業する部隊と。

あ、ビジネス関連でも部隊って使いますよね。
まあ何でもよいです。



・どんな感じか?

まあ背景は何でもよいです。大事なのはそこじゃないです。
このゲームものすごいんです。

「ラーメン二郎」みたいだと思ったのです。

「なんで食べているときにこんなに苦しまなきゃいけないのか」
と。

やってるときは思うのです。

でも、2回目やるとうまいと感じて、
そうなると3か月置きぐらいに食べたいなーと思ってくるわけです。

それと同じです。 (どれ?)



・どういうゲームか?

どういうことかというと、このゲーム、
「一人じゃ何もできない」わけです。

国を守ることも、攻めることも、一人だけじゃ何もできない。
なので、毎ターン長い時間をかけて(30分~1時間程度)交渉(=つまり外交)をするわけです。

ディプロマシーとは「外交」の意味ですね。

交渉とはなんでもよいのです。

・「お互い攻めないようにしましょう」
・「どこどこを侵略するので手伝ってください、侵略に成功したら二人でこのように分割しましょう」
・「○○がそちらの国を侵略するという情報があります。
 防衛に協力しますので××の侵略に手伝ってください」
・・・等。


自分の思惑を達成するために、ある程度の「見返り」を約束しつつ
相手にやってほしいことを要求するわけです。

ただし、各国の思惑はバラバラですので、
本心で何を考えてるかはわからないですね。

まあここらへんは現実の人間関係と同じですw


で、大事なのは、「交渉で約束したことを破ってもゲーム的にはお咎めなし」
ってことです。
裏切ることはルール違反ではありません。
(ちなみにマナー違反でもありません。そういうゲームですから)

ルール違反はないですが、「その人の信頼性が損なわれる」ことはあります。
まあ逆に別の人からの信頼性を得ることもあるでしょう。

まあここらへんも現実の人間関係と同じですw


また、他の人より強いってだけでも目を付けられて敵対します。
出る杭は打たれるってヤツですね。

まあここらへんも現実の人間関係と同じですw



つまり、まとめると、

「本心を隠しながら、偽りの約束を結び付けて、
 各国が自分の思惑のために、裏切ったり裏切られたりするゲーム」


ってわけです。
運の要素もありません。

ほら、胃が痛いですよねw


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なお、ルール上で「怒って出ていった人の扱い」についても書かれています。
つまり、ある程度怒る人が出ることが前提となっていますw

さすがは「友情破壊ゲーム」ではなく「サークル破壊ゲーム」なだけあります。



・で、どうだったのか?

あまり何も考えず周りの人に波風を立てずに平和に、と思ってプレイしていたら、
結局ダメでしたw

「波風を立てずに」がダメですね。
自分の意思を主張していかないとだめですね。

「何もしない」のも意味がある動きと取られてしまいます。

あと、裏切ったあとに引き続き交渉しなきゃいけないのが嫌ですね。
なんと言い訳すればよいのか、とか。

胃が痛すぎます。

今交渉した相手と、他のプレイヤーが交渉し始めるとコワイですね。
もう人を疑うことしかできないです。

あとは面白かったのは、
イタリアがドイツを攻めようとしているのをドイツにチクったら
それを咎められて直接戦闘したのはイタリアとオーストリアハンガリーだった、
ということですね。
イタリアとドイツは直接戦闘なし。

必ず何らかのアクションが何らかの結果を生むわけですね。
痛感した次第でした。


実際は覇者が決まるまでプレイするのですが、それをやると
丸1日はかかってしまうので、
6ターンだけやって終了しました。(スペイン風邪が流行って戦争どころではないという設定)


それでも、6時間くらい必要です。
最初の1ターン目だけ外交タイムが1時間、
2ターン目以降は30分で設定しました。

終わった時の解放感(安心感)がやばいですね。

他の方たちは感想戦をしていたようですが、
確かに感想戦が楽しいと思います。





・まとめ

・ラーメン二郎みたいにプレイ中は苦しくて、プレイ後も胃に持たれる
・1ゲーム7人ちょうどで、丸1日必要なので人集めだけで難しい
・裏切ったり裏切られたりするのが楽しい人向け
・やるなら感想戦もセットで
・またやってみたい




・その他

この世の中に平和なことなんてないんだなと思いました。
あとは、教育にもいいんじゃないのかなーと思いましたよ。これ。

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